タトゥー除去の剥削法について

このエントリーをはてなブックマークに追加 

【タトゥー除去】剥削法(削皮)について詳しく解説!

 

このページでは、タトゥー除去治療の一つである剥削法(削皮)について詳しく解説していきます。

剥削法(削皮)の他にも、アブレーションと呼ばれたりすることがあります。

タトゥー除去で行われる剥削法(削皮)は、基本的にはやけど治療を応用したものなのですが、クリニックによって独自の手法で行っている所もあるので、それぞれ手法別でもご紹介していきたいと思います。

【タトゥー除去】剥削法(削皮)の基礎知識

 

剥削法(削皮)とは、タトゥーが入っている皮膚を薄く削ってタトゥーの墨を、9割程度取り除く手術になります。

なぜ9割程度なのかというと、皮膚の深い部分にまで墨が入っているからといってタトゥーを深く削りすぎてしまうと、ケロイドやしびれなどの後遺症に悩まされてしまう事があるからです。

手術後にトラブルを引き起こさない為にも、ミクロの単位で慎重に皮膚を削っていく必要あり、そのため皮膚の深くに彫られたタトゥーの墨が残ってしまう事があるのです。

残った墨に対してはレーザーを数回あてて、タトゥーを少しずつ薄くしていく流れになります。

剥削法(削皮)は皮膚を削るという一見簡単そうに感じる治療方法ですが、実はタトゥー治療の中で一番難しい治療方法だと言われており、精度の高い技術を持った医師はわずかしかいないのが現状です。

安易に医師を選択して治療を受けてしまうと、タトゥーはなくなったとしても傷跡は赤く盛り上がってしまい、見るも無残の状態になってしまう事があります。

剥削法の治療を受けるクリニック、もしくは医師を選びは、他の治療方法に比べてより慎重に行う必要があります。

【タトゥー除去】医師の手で行った剥削法の傷跡写真

手術して1ヵ月後

手術して2年半後

 


 

上の傷跡の画像は、剥削法の技術力が高い医師が手術を行ったものになります。

どんなに優秀な医師が手術しても、しばらくは赤い傷後になり、その後やけど跡のような状態になります。


【タトゥー除去】剥削法のメリット・デメリット

剥削法(削皮)のメリット

  • 少ない治療回数でタトゥーを消す事ができる
  • 広範囲のタトゥーを除去できる

剥削法(削皮)のデメリット

  • 手術に対する不安を感じる
  • 火傷のような傷跡が必ず残る
  • 治療したあとケロイドになる可能性がある
  • 術後に傷の痛みがある
  • ダウンタイムが長い
  • 術後しばらく運動制限がある
  • 治療を行える医師が少ない

【タトゥー除去】剥削法にもいろんなやり方がある

剥削法(削皮)とひとくくりにしても、それぞれのクリニックで定めている呼び方や、使用される機械、手術道具が違います。

それぞれのタトゥー除去方法について、詳しく解説していきます。

医師の手で行う剥削法

一般的に剥削法(削皮)と呼ばれる技法は、特殊なカミソリを使い、医師の手でタトゥーを削っていくという方法になります。

医師の手で行われる剥削法は、「デルマトーム」や「ダーマトーム」「剥削刀」と呼ばれるカミソリを使用して行われるのですが、どのカミソリを使用するのかは医師によってそれぞれ違います。

医師の手によって行われる剥削法(削皮)は、やけど治療を応用した手術である事は前にも触れましたが、やけど治療の経験が豊富にある医師でないと、高い技術レベルで剥削法を行う事ができません。

やけど治療のエキスパートは「日本熱傷学会の専門医」という資格を持っているのですが、その資格を持った医師に手術を行ってもらう事が、トラブルなくタトゥーを除去できる一番の近道になります。

日本熱傷学会の専門医が在籍するクリニック

湘南美容クリニック
六本木境クリニック
はなえクリニック
オザキクリニック

【タトゥー除去】クイックリムーブ法(湘南美容クリニック 大阪梅田院限定)


湘南美容クリニック 大阪梅田院に在籍する田中医師限定の治療方法になります。

技法自体は一般的な剥削法(削皮)と同じなのですが、他のクリニックでは使用していない特殊な薬剤やガーゼを使用してケアして行くので、通常の剥削法(削皮)に比べ傷の治りが早く、ケロイドや色素沈着を防ぐ事ができます。

【タトゥー除去】エルビウムヤグレーザーを用いた剥削法

 

エルビウムヤグレーザーはタトゥー除去で使用される他に、歯の虫歯を削る治療や、いぼ、ホクロを削るのにも使用されるレーザー機器になります。

エルビウムヤグレーザーを用いた剥削法のやり方は、エルビウムヤグレーザーでタトゥーを薄く削った後、残った墨に対してピコレーザーやQスイッチYAGレーザーを照射してタトゥーを除去していく技法になります。タトゥースタイルや大きさ、入っている部位に関わらず、すべてのタトゥーを除去する事が可能です。

医師の手で剥削法(削皮)を行う場合、仕上がりは医師の技術力に託されてしまいますが、エルビウムヤグレーザーを用いた剥削法は機械で行われるので、皮膚を深く削りすぎてしまうなどの失敗に見舞われる恐れはほとんどありません。

また、皮膚を削った状態から直接ピコレーザーやQスイッチYAGレーザーで照射するので、墨に直接レーザーをあてることができ、ほとんどの場合1回の治療でタトゥー除去を完了する事ができます。

この剥削法のやり方は、中央クリニックグループに属している医師が独自で開発した手法になり、各クリニックによってそれぞれ名称が違います。

中央クリニックグループの各医院が行っている、エルビウムヤグレーザーを使用した剥削法について、詳しく解説していきます。

【タトゥー除去】ペアリングレーザー(川崎中央クリニック限定)


数ある美容クリニックの中でも、川崎中央クリニックはタトゥー除去治療に力を入れているクリニックなのですが、このエルビウムヤグレーザーを用いた剥削法は、川崎中央クリニックの南部院長が開発した技法になります。

川崎中央クリニックでは「ペアリングレーザー」と呼んでおり、商標登録もされています。

エルビウムヤグレーザーでタトゥーが入った皮膚の薄い部分だけを削り取った後、残った墨に対してスペクトラピコレーザーで照射して完全除去する治療方法になります。

【タトゥー除去】EPL法プレミアム(秋葉原中央クリニック限定)


秋葉原中央クリニックでおこなわれる、エルビウムヤグレーザーを用いた剥削法は、「EPL法プレミアム」と呼ばれています。やり方自体は川崎中央クリニックが行っているペアリングレーザーと一緒になります。

川崎中央クリニックの「ペアリングレーザー」と、秋葉原中央クリニックの「EPL法プレミアム」の違いをあげると、レーザー治療を行う時、スペクトラピコレーザーではなくピコ エンライトンを使用してtattooを除去していく形になるところになります。

【タトゥー除去】イージークイックレーザー(横浜中央クリニック限定)


横浜中央クリニックでは「イージークイックレーザー」と呼ばれています。こちらもやり方はペアリングレーザーやEPL法プレミアムと同じになります。

ただ、横浜中央クリニックに導入されているレーザー機器は、ピコレーザーに比べて性能が低いQスイッチYAGレーザーになります。

なので、イージークイックレーザーはレーザー治療の行程で、QスイッチYAGレーザーを使用してタトゥーを除去していくことになるので、ペアリングレーザーやEPL法プレミアムに比べ少し劣る技法になるといえます。

【タトゥー除去】剥削法の料金について

 

うちの事務所の子がカウンセリングに行ったクリニックの中で剥削法を勧めてきたクリニックが幾つかあったので、そちらの見積書を御紹介しようと思います。

見積書に記載されている料金は、下のタトゥーを消す場合の金額になります。

剥削法(削皮)でタトゥーを除去しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

六本木境クリニック

新宿中央クリニック

 

川崎中央クリニック(ペアリングレーザー)

 


六本木境クリニックと新宿中央クリニックは医師の手で行われる剥削法(削皮)の見積書になり、川崎中央クリニックはペアリングレーザーの見積書になります。

六本木境クリニックと新宿中央クリニックは剥削法(削皮)が得意な事で有名ですが、写真にあるような大きなタトゥーを除去する場合は、300万円を超えるほどの高額な料金になってしまうようです。

やはり高度な技術が必要で、なおかつ難しい手術である事が料金にも反映されているのだと思います。

一方、川崎中央クリニックはペアリングレーザーは機械を使用して治療を行う事もあり、医師の手で行われる剥削法(削皮)に比べ、半額程の料金になっています。

医師の手で行われる剥削法(削皮)はリスクが高いという事を考えると、料金的に見ても、ペアリングレーザーなどの機械を使用する剥削法を選択したほうがいいのではないかと、タトゥー喜多山的には思います。

【剥削法】タトゥーを手術する当日の注意点

・手術当日の朝は、必ず入浴してからクリニックに行くようにしましょう。それにより、手術中、菌の侵入を妨げ、傷跡のトラブルを防ぐ事ができます。

・麻酔は、手術をする部分だけ感覚をなくす局所麻酔をして行われる事が多いです。

・手術当日は、麻酔液と少量の血液が漏れ出してくる可能性があるので、キズパワーパッドやガーゼ、包帯等で追加処置する場合があります。汚れても良い格好で行くことをおすすめします。

・手術当日は、入浴(シャワー・洗髪)は禁止になります。傷跡を濡らさない様に洗顔するのはOKです。

・帰宅後も患部を安静にしておくことが大事です。

【剥削法】手術翌日からの流れと注意点

・手術の翌日にも来院するように言われるクリニックが一般的です。

・手術の翌日から、入浴・シャワーは可能です。

・手術の翌日から、スプレーのお薬、キズパワーパッド強力版のドレッシング材やガーゼでの処置が開始になり、その後最低でも1ヶ月間続きます。

・手術後の患部は、半年〜1年は赤い状態が続きます。約1年後、患部の赤みは落ち着いてきますが、いぼのような凸凹感や、毛穴の目立ち、色素沈着等は必ず見られます。

・患部が治るまえの約2週間前後は、基本的に安静にしておきましょう。

・運動は最低1ヶ月は避けた方が、最終的に傷跡が綺麗に場合が多いです。

・追加レーザーを行う場合は、削皮手術から3ヵ月後に当てる事ができます。

・追加レーザー時に患部の状態を診て、塗り、飲み薬が追加で処方される事もあります。

このエントリーをはてなブックマークに追加