【画像あり】タトゥー除去のレーザー治療についてどこよりも詳しく解説!

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タトゥーの除去治療の中で選ぶ人が一番多い治療方法がレーザー治療です。

タトゥーの除去方法は、レーザー治療の他にも3つありますが(切除・剥削・皮膚移植)、これらの3つの治療方法は医師の技術に委ねられる半面、レーザー治療は機械で行うものなので、進化し続けている治療方法です。

現在、最も最新のレーザー機器であるピコレーザーは、以前のレーザー機器に比べ格段に性能が上がり、治療回数、痛み、副作用が軽減されるなど、タトゥー除去におけるレーザー治療の可能性を大きく広げてくれました。

ピコレーザーで刺青除去している体験談はこちら

レーザー治療の基礎知識

レーザー治療は、レーザー機器から放たれる熱エネルギーを利用して、タトゥー(刺青)の墨を粉々にして消していく治療方法です。タトゥーが消えるまで数回の治療が必要です。

レーザー治療を語る上で、「波長」「パルス幅」「出力」という単語がよく出てくるのですが、それぞれをわかりやすく説明すると・・

波長 ⇒ 皮膚に行き届くレーザーの深さ
パルス幅 ⇒ レーザーの光が出る時間の長さ
出力 ⇒ レーザーが皮膚にあたる力

という感じです。

タトゥーの色とレーザーの波長の関係

上の図は、波長(nm)の大きさによって、どの色が良く反応するのかを表にしたものです。例えば、緑のタトゥーに照射する場合は、500~570nm(ナノメートル)の波長でレーザーを照射すれば、よく反応するといった意味です。

表には載っていませんが、黒や紺のタトゥーを消す場合は、755~1064nmの波長が適していて、波長の数が大きいほど良く反応してくれます。

レーザー機器は様々なメーカーの物がありますが、各レーザー機器によって出せる波長の数値がそれぞれ違います。

タトゥースタイルにとらわれずタトゥーを除去する為には、幅の広い波長を出せるレーザー機器が最も適しているという事です。

レーザー治療のメリット・デメリット

タトゥー除去でのレーザー治療には、メリットとデメリット両方を理解したほうが良いです。

レーザー治療のメリット

・タトゥー治療の中で一番綺麗に仕上がる
・治療後、日常生活に支障がない
・治療後の痛みがない
・麻酔なしでも治療できる
・タトゥー治療の中で最も体の負担がすくない
・治療ミスが起こる事がほとんどない
・広範囲のタトゥーを除去できる

レーザー治療のデメリット

・タトゥーが消えるまである程度の期間がかかる
・タトゥーが完全に消えない可能性がある
・複数回通院する為の交通費がかかる

タトゥー除去でレーザー治療を否定する医師は多いけど・・

タトゥー除去治療を行っている医師の中には、「レーザー治療は絶対に受けないほうがいい!」という方が、多くいらっしゃいます。

その理由を聞いてみると、「長期間かけて何回治療を受けても、タトゥーが消えない可能性があるから」だと、口をそろえて言われます。

ただ、このことに関して少し疑問があります。

確かに、QスイッチYAGレーザーを使用する場合は、その性能が低いため、何回照射してもタトゥーが消えないということは現実にあると思います。

しかし現在は、格段に性能が上がったピコレーザーが発売されています

ピコレーザーは、QスイッチYAGレーザーの約半分の期間で、タトゥーを除去することを可能にしましたし、QスイッチYAGレーザーでは消えなかった、カラータトゥーにも対応しています。

なので、「レーザー治療でタトゥーは消えない!」と頭ごなしに否定するのは、ちょっと違うのではないかと思っています。(個人の意見ですが)

カウンセリングを受けたとき、レーザー治療を完全否定する医師に出会った場合、その医師の意見を安易に鵜呑みにするのではなく、まずそのクリニックに導入されているレーザー機器は何なのかを、必ず確認するようにしてください。

もしそのクリニックがQスイッチYAGレーザーを導入している場合は、別でピコレーザーが導入されているクリニックのカウンセリングも受け、どちらが正しい事を言っているのかしっかり判断したうえで、答えを出すようにしてください。

ピコ(PICO)レーザーとは

ピコレーザーは、ピコ秒(1兆分の1秒)のパルス幅で照射できる、世界で初めて登場したレーザー機器です。

今までのタトゥー除去で使われてきたQスイッチYAGレーザーは、ナノ秒(10億分の1)のパルス幅での照射になるのですが、それだと青や緑などカラフルなタトゥーにあまり反応しませんでした。

ピコレーザは、QスイッチYAGレーザーでは消えなかったカラフルな色のタトゥー(刺青)も細かい粒子にすることができるようになり、さらには皮膚の傷つきを最小限に抑え、傷跡の少ないタトゥー除去が可能になりました。

メーカー別、ピコレーザーの紹介

ピコレーザーは様々なメーカーから販売されており、現在では

・ピコ シュア
・スペクトラ ピコ
・ピコ エンライトン
・ピコ ウェイ
・ディスカバリー ピコ

の5つの種類があります。

それぞれピコ秒(1兆分の1秒)で照射できる事に変わりはないのですが、メーカーによって特性が違うので、5つすべての種類を詳しく解説していきたいと思います。

ピコ シュア(Pico sure)とは

メーカー:サイノシュアー社
波長:755nm ・532nm
導入しているクリニック:

・湘南美容クリニック
・秋葉原フロンティアクリニック
・銀座みゆき通り美容外科
・新宿中央クリニック

医療用レーザー機器の業界最大手メーカーである「サイノシュアー社」から販売されているのがピコ シュアです。

世界で一番最初に登場したピコレーザーである事と、サイノシュアー社が業界最大手であることの信頼性で、東京では多くのクリニックが導入しており、すで沢山のタトゥー除去の症例数があります。

755nm と532nmの2つの波長を出す事ができ、幅の広い波長を活かして、すべての色のタトゥーに反応させることができます。

筆者の友人も、このピコ シュアでタトゥーを除去してもらっているのですが、タトゥーをレーザー除去してもらっている画像も掲載していますので、ぜひ体験レポートをご覧になってみてください。

スペクトラ ピコとは

メーカー:ルートロニック社
波長:1064nm・660nm・595nm・532nm
導入しているクリニック

・川崎中央クリニック
スペクトラ ピコを国内で導入している美容クリニックは今のところ川崎中央クリニックだけになり、希少価値の高いピコレーザーです。

現時点で一番性能が高いピコレーザーと言われているのですが、その理由は4つの波長を搭載しているところにあります。

一つのレーザー機器から4つの波長(1064nm・660nm・595nm・532nm)が出せるのはスペクトラ ピコだけになり、それぞれの色に対して一番反応の良い波長をピンポイントで照射する事ができます。

それにより、カラフルなタトゥーであってもブラック&グレイのタトゥーであっても効率よく最短で除去する事ができます。

川崎中央クリニックでは導入されたばかりなので、治療が終了した症例写真は掲載されていませんが、おそらく近いうちにタトゥーが綺麗に消えた症例写真がホームページにアップされるのではないかと思います。

ピコ エンライトン(EnLightn)とは

メーカー:キュテラ社
波長:532nm・1064nm
導入しているクリニック:

・ルーチェ東京美容外科クリニック
・秋葉原中央クリニック

ピコレーザーの中で、ただ1つだけ厚生労働省の承認を得ているのが、ピコ エンライトンです。

だからと言って、他のメーカーのピコレーザーが信用できないかといったら、そういう訳ではないのでご安心ください(笑)

ピコ エンライトンの波長は、532nm・1064nmの2種類です。この2つの波長は青系や黒系の色にはよく反応するのですが、黄色や赤色などのカラフルな色には少し不安がある波長です。

ルーチェ東京美容クリニックは院長みずから症例写真をブログにアップしているので、見てみると、ピコ エンライトンで治療を受けるとどのような経過をたどるのかがイメージしやすいかもしれません。

ディスカバリー ピコとは

メーカー:Quanta社
波長:532nm・1064nm
導入しているクリニック:

・クリニックビザリア銀座
・藤沢美容外科クリニック

最近導入するクリニックが増えてきたのが、ディスカバリー ピコです。

波長は、ピコ エンライトン・ピコ ウェイと同じ532nm・1064nmの2種類です。他のメーカーのピコレーザーに比べ、出力(パワー)には定評があるのですが、やはり気になるのは532nm・1064nmの2種類の波長で、全ての色に反応してくれるのかという事です。

導入しているクリニックのホームページを見ると、メーカーが提供している症例写真は掲載されているのですが、クリニック独自の症例社員は途中経過のものばかりなので、今後の経過に注目したい所です。

ピコ ウェイ(PicoWay)とは

メーカー:シネロンキャンデラ社
波長:532nm・1064nm
導入しているクリニック:

・東京美容皮膚科クリニック

ピコ ウェイは、タトゥー除去目的よりは、しみやそばかすなどの美肌治療目的で導入している美容クリニックが多いようです。

現在、関東圏においてタトゥー除去にピコ ウェイを使用しているのは東京美容皮膚科クリニックだけです。東京美容皮膚科クリニックは「皮膚科」だけあって、レーザー治療専門でタトゥー除去を行っています。

東京美容皮膚科クリニックにカウンセリングに行った時に、なぜピコウェイを選んだのか聞いてみたところ、レーザー業者に協力してもらい「ピコ ウェイ」「ピコ シュア」「ピコ エンライトン」の3つの機器を試した結果、ピコ ウェイが一番性能が高かったからという返答がありました。

巷では性能が高いと評判の「スペクトラ ピコ」と「ディスカバリー ピコ」が入っていないのが気になる所ですが、レーザー治療専門のクリニックが選んだピコ ウェイの経過に、今後注目していきたいと思います。

レーザー治療でタトゥー除去する前の注意点

・レーザー治療でタトゥーを除去する場合、1度の治療では薄くならないので、傷跡の治り具合により2~3ヵ月おきに数回レーザーをすることです。

・太陽による日やけ、日やけサロンは避けましょう。どうしても太陽に当たってしまう場合は、SPF30以上の日焼け止めを塗りましょう。治療前に日やけをしてしまうと、レーザーの効果を弱めてしまったり、治療後の副作用のリスクがより高くなってしまいます。

・治療前には、お化粧、クリーム、オイルなどは全て拭きとっておくようにしましょう。

タトゥー除去のレーザー治療の流れ

ここからは、クリニックで行われる一般的なレーザー治療の流れを紹介していきます。

1.治療前に保冷剤で治療部位を冷却

2.治療部位を十分冷やした後、治療を開始!

3.治療中は眼を保護する為、ゴーグルを着用

4.輪ゴムで弾かれるような軽度の痛み

5.治療が終了したら保冷剤で再度冷却

6.軟膏を塗り、その上からドレッシング材を貼り終了!

レーザー治療後の流れと経過

レーザー治療当日

レーザーによる直後の炎症を抑えるために、軟膏を塗りガーゼで保護します。日やけ後のような赤み、水ぶくれができてヒリヒリと熱く感じる事があります。帰宅後は冷たいタオルや保冷剤などで冷やすようにします。

レーザー治療から24時間後に、そっとガーゼをはがし、こすらないように患部を洗うようにします。洗った後は処方された軟膏を傷跡に塗り、ガーゼを患部の大きさに合わせて切り保護するようにします。

治療当日~7日後

レーザー治療を受けてから7日経ったらガーゼ保護を外して大丈夫です。個人差はありますが、水ぶくれや浸出液がある場合は、ガーゼ保護を継続するようにしましょう。

擦り傷、赤みや腫れが出て1~2週間は黒いかさぶたになる事が多いです。かさぶたにならない場合もありますが、かさぶたができたら自然に剥がれるまでこすってはいけません。

もちろん、タトゥーがかさぶたにならない場合でも、傷跡の状態は注意深く観察していくことが大事です。

治療から1ヶ月後~

治療から1ヶ月もすると傷跡は落ち着いてきますが、紫外線に当たってしまうとシミを誘発します。油断しないように最低3ヵ月はUVケアをするようにしましょう。

その後色素沈着(皮膚が茶色くなる)が出て、約1~3ヵ月後に薄くなってから、2回目の治療に進みます。この色素沈着が完全に消えてから2回目以降の治療をするほうが、最終的には色素沈着は残りにくいですが、回数がかかる治療なので通常2~3ヵ月ごとに続ける事が多いです。

レーザー治療後のアフターケア

・治療部位を優しく洗い、軽く叩きながら乾かすようにしましょう。

・水ぶくれ、かゆみ、かさぶたなどが生じた場合、つぶしたり、はがしたり、かいたりせず自然にとれるまで軟膏を毎日塗るようにしましょう。

・治療部位が落ち付いてきても、ワセリンなどで毎日保湿ケアをしましょう。

・痛み、かゆみが強い場合は、保冷剤で冷やすと和らいでいきます。

レーザー治療後の日常生活

洗顔フォーム・メイク落とし・ボディソープ

→治療から24時間後よりガーゼを外し、軽く洗い流すのは可

化粧水・乳液・ボディクリーム

→患部が乾燥してから可(主治医判断)

化粧・日焼け止め

→患部が乾燥してから可(主治医判断)

お風呂

・入浴⇒患部が乾燥してから可(主治医判断)
・シャワー⇒治療から24時間後よりガーゼを外し、軽く洗い流すのは可

照射部位のマッサージ

・処置箇所⇒3~6ヶ月後より可
・処置箇所以外⇒直後より可

レーザー治療後のリスクと注意点

・治療してすぐは、飲酒、喫煙、辛い食べ物は控えましょう。飲酒と辛い食べ物は傷口からの出血を誘発し、喫煙は血行が悪くなるため傷の治りが遅くなります。

・湯船に入るのはしばらく控えてください。温泉、プールなども禁止です。

・太陽に当たらないように気をつけてください。外出の際はSPF30以上の日やけ止めを塗るようにしましょう。

・万が一日やけした場合、火傷のリスクがあるため1ヶ月はタトゥーレーザーの照射は禁止です。

・赤み、ウミなどの感染症状がある場合は、ただちにクリニックに行くようにしましょう。

・色素沈着や色素脱失のリスクがあるので、患部をこすったりしないようにしましょう。

・皮膚の色にもレーザーが反応して白抜けや脱毛、部分的に色素が残ってまだらになる事があります。何らかの跡が残る事もあり、完全に元通りの肌色に戻る事はありません。

・元々タトゥーを入れた時の針の傷跡が色素で隠れているので、治療で色素が取れると、その傷跡が出てくる事があります。

おわりに

タトゥー除去のレーザー治療にはメリットもデメリットもあり、若干のリスクも当然あります。

しかし、機器の進化とともに美容医療の医師たちの技術も上がっています。無料カウンセリングをやっているクリニックも多いので、一度相談してみることをおすすめします。

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